与論犬 blog

23年間の人生、常に犬(柴犬と与論犬)と暮らしてきました。その経験を生かして、特に小型犬~中型犬に関するいろはをご紹介します☆🐶☆

保護犬の譲渡の流れ!譲渡会や保健所への持ち物や条件について。

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今回は保護犬の譲渡について、詳しくご説明します。

譲渡会や保健所でワンちゃんを引き取れることはわかったけど、どうすればいいのかわからない...ペットショップじゃないから少し不安...という方は必見です!

目次

 

どこで保護犬と出会える?

(保護犬の与論犬、ウミとソラです)

譲渡会

譲渡会は民間等の保護団体が保護している犬と、犬を飼いたい人をつなげるイベントです。

 

開催している譲渡会を調べると、譲渡会に来るワンちゃんをネット上で見ることができます。近くの会場を調べたい場合は、「自分の住んでいる地区 犬 譲渡会」と検索するようにしましょう。また予約が必要な場合があるので、注意しましょう。

 

自分のお目当てのワンちゃんだけでなく、様々なワンちゃんと触れ合うことができます。団体の方にワンちゃんの性格やしつけの段階などを聞くことで、よりワンちゃんへの理解を深めることができるため、積極的に話しかけてみましょう!

 

保健所

保健所は各市町村にある公的機関であり、ワンちゃんを保護しています。

里親の募集もしており、ワンちゃんと触れ合うことができるイベントも開催しています。

 

ただ飼う際の条件として、例えば都内の保健所から引き取る場合は、「都内に住んでいる人」という条件がつくこともあるため、予めどんな条件があるのかネットで検索してから、イベントへ足を運ぶようにしましょう。

 

保護犬カフェ

譲渡会や保健所はちょっとハードルが高くて行きにくい...という方におすすめなのが、保護犬カフェです。

 

費用はかかってしまいますが、様々な保護犬たちとゆったりと触れ合うことができます。触れ合ってみた中で気になったワンちゃんがいれば、譲渡を申し込むことができます。

 

また保護犬カフェで支払った料金の一部は、保護犬たちの保護活動に充てられるため、カフェを利用するだけでも保護犬たちをお手伝いできる仕組みとなっています。

 

譲渡までの大まかな流れ

譲渡会

  1. 譲渡会をネットで検索し、予約が必要であれば予約をしてから行く
  2. 受付の際に、団体が飼育できるかどうか判断するため自宅環境を記載する
  3. 実際にワンちゃんと触れ合う
  4. 迎え入れたいワンちゃんがいたら、講習を受け、誓約書を書いて譲渡決定
  5. 審査やトライアル期間を経て、自宅へ迎え入れる

 

保健所

  1. 保健所をネット検索し、ワンちゃんと触れ合える日にちを把握する
  2. 実際に行き、講習を受けてからワンちゃんと触れ合う
  3. 迎え入れたいワンちゃんがいたら、誓約書を書いて譲渡決定
  4. 審査やトライアル期間を経て、自宅へ迎え入れる

 

持ち物

ワンちゃんの譲渡申し込みの際に必要な持ち物をまとめます。

  • 公的な身分証明書
  • 印鑑
  • (賃貸に居住の場合)ペット飼育可能であることを証明する書類
  • (その場で引き取る場合)ワンちゃん用持ち運びケージ

今日絶対に迎え入れるワンちゃんを決めるぞ!という方は、以上の持ち物は必ず持っていくようにしましょう。

 

ちょっと見学しに行く程度という方も、もしかすると運命を感じるワンちゃんに出会う可能性もありますし、譲渡会の場合は受付時に自宅環境を記載しなくてはならないため、念のため、持っていくことをおすすめします。

 

引き取る際の条件

ワンちゃんを引き取る際の条件は、団体や保健所によって異なります。

以下に例として、世田谷区の保健所で引き取る場合の条件を記載します。

 

<世田谷区の保健所の条件>

  • 都内にお住まいの20歳以上60歳以下の方
  • 現在、犬や猫を飼育していない
  • 家族の中に動物に対するアレルギーを持つ者がいない
  • 家族全員が動物を飼うことに同意している
  • 最期まで責任を持って飼い続けることができる
  • 経済的、時間的に余裕がある
  • 動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実に実施できる
  • 集合住宅・賃貸住宅の場合は、規約等で動物の飼育が許されている

    (参照:「東京都動物愛護相談センターから譲渡を受けるには」東京都動物愛護相談センター

https://wannyan.metro.tokyo.lg.jp/center-kara/#p1)

 

以上の項目以外にも、ペット保険への加入や外飼いをしない、譲渡後の調査・指導を受けることができるなど、人によっては条件が厳しく感じられることもあります。

 

まとめ

保護犬を引き取るのは、ペットショップから迎え入れるより大変だと感じた方もいるかもしれません。

 

ただ犬を飼うということは、命を預かることなので、簡単には犬を引き渡せないことも十分、理解ができるはずです。

 

保健所から引き取って、やっぱり飼えない...となり、再びシェルターの中で過ごす生活に戻れば、そのワンちゃんの心の傷は一生癒えないものになるでしょう。

 

ワンちゃんを引き取りたいと思ったのであれば、譲渡会や保健所に足を運ぶ前に、予めきちんと条件を確認し、飼えないのであれば今は諦め、迎え入れる準備をしてから検討するようにしましょう。

 

<<ワンちゃんを迎え入れるために。安心のアイリスプラザより>>

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