私は実家で2匹の与論犬のメス、ウミ・ソラを飼っています。
そんな2匹が初めて家に来たときから、今に至るまでの飼育奮闘記を3つのブログにわたってご紹介します!
目次
飛行機に揺られやってきた2匹の与論犬パピー
元々、柴犬の”ゴン”を飼っていましたが、小学6年生の時にお空へ...☆
心に穴が開いたような寂しい毎日を送っていましたが、中学に入学すると同時にやってきたのが、与論犬パピー(子犬)のウミとソラです。
野良犬で保健所に入っていたところを引き取ったため、当時の年齢は0歳と推定されていました。ちなみに2匹の名付け親は私ですが、その理由は、青い海と青い空に囲まれた自然の美しい与論島からやってきたためです。
当時は全く人間に慣れておらず、一緒に来た彼らの父母と思われるワンちゃんにくっついて離れませんでした。(父母は他のお家に引き取られました!)
用意したゲージの中でも2匹でくっついたままで、新しい環境や人間に怯えているようでした。
ご飯ちゃんと食べてる...?
その後もケージのハウスの中から出てこず、ご飯や水もあまり食べていない状態でした。私は彼らの元気がないことがとても不安で、毎日声をかけたり、ご飯や水の減っている量を写真で記録したりと、早く慣れてくれるよう努力をしました。
しかし毎日寄り添ったおかげか、ケージの中からではあるものの、手を出してじゃれてくれるようになりました。安心し始めたのか、ここからは人間に慣れてくスピードがとても速かったことを覚えています。
初めての散歩で大事件⁉
そろそろ外に出てみようと、私と母で初めての散歩に連れて行きました。
不安もありつつも、外に連れ出してみたら...
案外、元野良犬ということもあるのか、外の世界でも怯むことなくズンズン歩いていきました。きちんとおしっこやウンチも済ませられました。
なんとか順調に歩き進め、そろそろ帰ろうとしていた、その瞬間!
母親の連れていたソラが急にハーネスを嫌がりはじめ、ついにはスポンと抜けてしまいました。焦って2人でソラを捕まえようとしましたが、ここもさすが元野良犬、逃げ足が速く、追いつけないくらいのスピードでどこかへ走っていきました。
私は母にウミを預け、一目散にソラを追いかけました。
曲がり角でソラを見失い、もうダメだ...と嫌な想像までし、家の近くまで走りました。しかし少し遠くにある家をふと見ると、なんと玄関の前にちょこんとソラが座っていたのです。
あの瞬間は今でも忘れません。まだ家に来てから数日なのに、家の場所を覚えているんんだなと少し関心をした覚えもあります。
警戒心ゼロの犬たち
家に来てから数週間、白目を剥いて寝ていたり、自分から人間にじゃれてみたりと、来たときと本当に同じ犬??と疑うくらい警戒心がなくなりました。
最初の頃は保健所での経験が原因か、元気もなく、人間に対しても心を開いてくれませんでした。無理にゲージから出したり、大きな音・急な動きを避たりと、犬のことを一番に考えた生活をすることで、警戒心を解くことができました。
やんちゃ盛りのパピーたち
警戒心がなくなったはいいものの、ティッシュは嚙みちぎってグチャグチャにされ、座布団は爪で掘ってボロボロにされと、いたずらが増えてきました。
パピーは生後3か月~半年程度の期間、甘噛みをします。
甘噛みは歯が乳歯から永久歯に生え変わる際に、歯がムズムズ痒くなることが原因だと言われています。
パピーの甘噛みが終わる時期にきちんと辞めさせないと、成犬になっても甘噛みの癖が残ってしまうことがあります。そのため1歳になるくらいまでには、人の手やソファを噛んでいたら辞めさせることが大切です。
それまでの甘噛み期間はとても大変で、ウミとソラにはホッカイロをバラバラにされ、リビングが一面砂鉄だらけになったこともあります。しかし無理に怒らず、徐々に辞めさせていけば、きちんと甘噛みもおさまります。
ドキドキ!初めての病院!
犬たちの健康診断のため、動物病院に連れて行くこととなりました。
病院に行くことももちろん、家の車に乗せることも初めてだったので、ウミとソラだけでなく、私たちもドキドキでした。
父・私・弟の3人で連れて行き、ウミとソラは犬かごに入れて車に乗せました。
慣れない車の揺れや音で緊張がMAXになったのか、2匹の心拍数は上がり、ハアハアもおさまりませんでした。2匹に大丈夫だよ~と声をかけながら、病院に向かいました。
待合室でも診察室でも2匹の体の震えは止まらず、非常に怯えている様子でした。
ただ先生はとても優しく、2匹の健康状態も問題なしということで、無事、初めての病院を終わらせることができました。
家に帰った瞬間、緊張から解放されたのか、2匹で身を寄せ合いながらぐっすりと眠っていました。
おしまい⋆。˚✩⃛・ :・゚☁︎︎⋆。続きはその2へ! ੈ✩‧°☁︎⋆。
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